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鍛冶工事の仕事内容とは?

2021/10/01

「鍛冶」と聞くと、江戸時代の鍛冶屋さんをイメージする方も多いかもしれません。
伝統的な鍛冶の技術は、実は現代でも重要な役割を果たしているんですよ。
今回は「鍛冶工事」の仕事内容について解説します。

▼鍛冶工事とは
鍛冶工事とは、金属を熱で変形させて何らかの製品を作ることを意味します。
昔は刀などの武器や、ヤカンなどの日用品を作るのに鍛冶屋さんが活躍していましたが、現代では工場の配管などの設備で鍛冶の技術が使われています。

■「溶接」は現代の鍛冶工事
現代においての「鍛冶」は、「溶接」と表現されることが多いです。
主にガス溶接やアーク溶接といった技術が中心で、配管の接合や鉄骨の設置など、色々な作業において溶接技術は欠かせません。

■ベテランの鍛冶工事はひと味違う
鍛冶工事(溶接)は、資格を取れば一通りの作業を行う事ができます。
ただ、鍛冶工事の仕上がりは単に資格を取るだけでは上達しません。
溶接はある意味職人芸ですから、長年の経験を積んだ鍛冶職人が行う溶接は、新人の仕事内容とはひと味違います。
有限会社橋本組でも、ベテラン作業員を動員して、安全で丈夫な配管溶接を行っています。

■新人の仕事内容は先輩が見守っている
鍛冶工事の現場ではベテランだけが作業をしているわけではなく、後進の育成もしっかり行っています。
経験が浅い溶接スタッフの仕事は、ベテランが必ず見守っています。
今は新人のスタッフも年数と経験を重ねればベテランになり、後輩を見守る立場になります。
このように、鍛冶工事の現場では技術を継承していくのです。

▼まとめ
近年は歴史ブームにより昔の技術に注目が集まることも多いですが、伝統的な鍛冶工事は現代の設備にもしっかり活かされています。
一見近代的に見える工場にも伝統技術が利用されていると考えると、工場のたたずまいに深みを感じるのではないでしょうか。
ぜひこうした観点からも、工場の造形を見つめてみてください。